キャリアとは人生そのもの。

「キャリア」という言葉を聞いたとき、どんなイメージが浮かびますか。仕事や実績、何かを積み上げていくもの。そんなふうに感じる方も多いかもしれません。でも、本当は、キャリアとは「生きてきた時間そのもの」。どんなふうに過ごしてきたか。何を感じてきたか。何を大切にしてきたか。そのすべてが、すでにあなたのキャリアです。順調に進んできた時間も、立ち止まっていたように感じる時間も、遠回りのように思えた出来事も、言葉にできなかった想いも、あとから振り返ったとき、どれも確かに、自分をつくってきたものだと気づくことがあります。だからこそ、「これからどう働くか」の前に、「どう生きていたいか」に触れていくこと。

自分の人生に、何を想いますか。あゆんできた道を描くライフラインチャート。

あなたは今、自分の人生に、どんなことを想っていますか。はっきりと言葉にできなくても、どこかに引っかかっている感覚や、うまく説明できない想いがあるかもしれません。そんなときに、ひとつのきっかけになるのが、「ライフラインチャート」というワークです。これは、自分のこれまでの人生を、ひとつのグラフとして描いていくものです。縦軸に満足度や充実度、横軸に時間をとって、過去から現在までの自分を、主観で振り返っていきます。うまく描こうとしなくても大丈夫です。「よかった」「つらかった」そのとき、自分がどう感じていたのか。出来事そのものではなく、そのときの“自分の感覚”に目を向けていきます。グラフが上がったところ、下がったところ。その背景には、どんな出来事や想いがあったのか。少しずつたどっていくと、そこに、自分なりのパターンや大切にしているものが、静かに見えてくることがあります。わたしがこのワークを初めて行ったのは、キャリアカウンセリングの学びの中でした。振り返ってみると、わたしの人生の中で大きく動いていたテーマは、「家族」でした。喜びも、悲しみも、嬉しさも、苦しさも、その多くが、家族に関わる出来事と結びついていたのです。良い・悪いではなく、それだけ「家族」という存在が、わたしの人生に深く関わっていたのだと気づきました。このようにライフラインチャートは、自分の性格や考え方、価値観を、“あとから出会う”...

自ら立ち上がっていこうとする人に手は差し伸べられる。

自分の人生を、誰かにどうにかしてもらうことはできない。どれだけ願っても、代わりに選んでもらうことも、代わりに歩いてもらうこともできない。でも、ひとりで抱え続けなくてもいい。すべてを自分ひとりで何とかしようとしなくていいし、弱さや迷いを見せてはいけないわけでもない。対話の時間は、何かを与える場所ではなくて、自分の中にあるものに、少しずつ気づいていく時間。答えをもらう場所ではなく、自分の中にある答えに触れていく場所。どうしたいのか。何を大切にしたいのか。その問いに、ゆっくりと向き合っていく時間。その答えは、外ではなく、自分の中にある。ただ、ときどき、それが見えなくなってしまうだけで。周りの声や、「こうあるべき」という考えに触れるうちに、本当は感じていたはずのことが、少しずつわからなくなってしまうことがある。動けないときもあるし、何も見えなくなるときもある。立ち止まっている自分を、責めてしまうこともあるかもしれない。でもきっと、心の奥にはまだ消えていないものがある。小さくても、かすかでも、確かにそこにある感覚。その声に、もう一度そっと耳を澄ませていくこと。無理に立ち上がらなくてもいい。前に進まなきゃと急がなくてもいい。ただ、もしほんの少しでも「動きたい」と思えたとき。その気持ちを、なかったことにしないであげてほしい。その小さな動きを、大切にしてあげてほしい。自ら立ち上がっていこうとする人...

LiveMyLifeRoomのHPへようこそ。あなたへの手紙。

Live My Life Roomへようこそ。はじめまして。初音です。この場所にたどり着いてくださったこと、とても静かで、でも確かなご縁のように感じています。もしかしたら今、「このままでいいのか」と感じていたり、言葉にできない違和感を、どこかで抱えているのかもしれません。でも、それをうまく説明できなかったり、考えても答えが出なかったりして、少し立ち止まっているのかもしれません。わたしは、言葉と心に向き合う対話をしています。国家資格キャリアコンサルタントとして、これまで多くの方の働き方や人生に関わってきました。ただ今は、正解を見つけることよりも、まだ言葉になっていない気持ちに、そっと触れていくことを大切にしています。わたしたちは、日々の中で、気づかないうちに「こうあるべき」や「正しさ」に触れながら生きています。その中で、自分の感覚や、本当の気持ちが、少しずつ遠くなってしまうこともあるのだと思います。この場所では、無理に答えを出そうとしなくても大丈夫です。うまく話せなくても大丈夫です。ただ、少し立ち止まって、自分の内側にあるものに、静かに触れていく時間を大切にしています。わたしの対話は、何かを教えたり、答えをお伝えする場ではありません。聴いて、問いかけて、一緒に考えながら、その人の中から立ち上がってくる言葉を大切にしていきます。言葉にならなかった気持ちが、ふと輪郭を持つ瞬間があります。...